頭皮マッサージの方法と目的と4つの効果

あなたは頭皮マッサージをしたことはありますか?

美容師時代、男性客でハゲや薄毛で悩んでいるという人に「自分で頭をマッサージしたことはありますか?」と聞くと、ほとんどの人が「したことはない!」と答えました。

理由は、簡単!
生まれてこのかた「頭をマッサージする」ということを誰にも教わらないから、なんですね。だから当然、やり方も知りません。

でも、ハゲや薄毛にならないための第一歩は「頭皮マッサージ!」と言っても過言ではありませんよ。

「頭皮マッサージ」をすると血流が良くなる

何万本とある髪の毛の根元(毛穴)には、それぞれに血管が繋がっています。この血管を通って髪の毛に栄養が運ばれます。

若いうちは血管も頭皮も弾力があり、栄養も順調に運んでくれるため丈夫な髪の毛でいられるのですが、歳を重ねるごとに、老化などによって、血流は悪くなり頭皮も硬くなってしまいます

その結果、「脱毛」し「薄毛」になり、やがて髪の毛が生えてこなくなって「ハゲ」てしまうのです。そのスピードには個人差があります。でも、何もしなければ、そのスピードはより加速します。

頭皮マッサージは、主に頭皮の下にある薄い筋肉を刺激し柔らかくして、血流を促し、栄養を髪の毛に送るために行います。(※頭にある筋肉…前=前頭筋、横=側頭筋、後ろ=後頭筋、頭頂部には帽状腱膜という膜があり、これは筋肉ではない)

そう、マッサージの目的は「今ある髪の毛を強くして、抜け毛を減らすこと!」です。

さらに4つの相乗効果が期待できる!

頭皮マッサージをすることによって

・頭皮の新陳代謝を促す
・リラックスする
・ストレスを解消する
・顔の皮膚のリフトアップ

などの相乗効果も期待できます。

【頭皮マッサージの方法】

頭皮マッサージの基本的な動きは「揉む」「叩く」「圧迫する」です。

要はこれらを駆使して頭全体をいじればいいわけです。
…と言っても、やるなら順番があったほうがいいですよね。

以下に私が過去に美容室でやっていた順番を書きました。
参考にしてください。

1 揉む(もむ)…使うのは指先

『指の形』※この手の形や指の力は、そのまま最後までキープしてください
・両手の5本の指をボールを真横から掴むように頭を包み込みます。
そして
・指を立て、頭に当て、指先に力を入れて、そのまま地肌をくるくると揉みながらゆっくり動きます
・移動順…首⇒頭頂部⇒前頭部⇒耳

1 首の方に動く

・頭に両手を置いた時、親指がちょうど耳の後ろぐらいの位置にあると思います。
指先に力をいれたまま、ぐるぐる回しながら、首の方に下がっていきます(両手同時に)。
・やがて、親指が丁度引っ込んだところに来ます。止まって、全体を「1」「2」と押し付けます
※最初に首から始めるのは、頭皮に通じる血管やリンパが通っているところだから。ここを最初に刺激して、血流を促します。

2 頭頂部に動く

首のくぼみを刺激したら、
・そのまま、また地肌をくるくる揉みながら、今度は頭頂部に向かいます。(手や指の形はそのまま)
・両手が組み合うところまで来たら、また止まって全体を「1」「2」と押し付けます

3 前頭部に動く

また地肌をくるくると揉みながら、そのまま、前の方に動いていきます。
小指が、額(ひたい)のところまで来たら、また止まって全体を「1」「2」と押し付けます

4 耳の方に動く

また地肌をくるくると揉みながら、そのまま、
・左右それぞれの手が耳の方に下がっていきます。
・親指が、耳の後ろまで来たら、止まって、耳を囲むように全体を「1」「2」と押し付けます

これで、頭全体を揉みこむことが出来ました。

2 圧迫…使うのは手のひらの親指の付け根のふくらみ

圧迫するのは、ツボと言われているあたりです。押すと気持ちがいいところですよね。(ツボの名前は詳しくないので、間違っていたらすみません)

あまり強く押す必要はありません。
何となく“気持ちがいいな”という感じる程度の力加減にしてください。

1 こめかみ

最初に押すのは「こめかみ」です。(ここには「太陽」というツボがあるそうです)
両手の親指の付け根のふくらみを使って、こめかみを「1」「2」「3」と押します。そこから5ミリぐらい頭頂部に向かってずらしてまた「1」「2」「3」と押す。それを繰り返し、少しずつ上に移動します。

2 頭頂部

人差し指、中指、薬指が頭頂部でぶつかったら、そのまま(小指を加えた4本の指で)頭頂部(百会)を押します。
ここは自律神経にも通じるところなので、「1」「2」と3回押しましょう。

3  首の後ろ

天柱・風池というツボは、首の後ろあたりの引っ込んでいるところあたりにあります。

ちょうど首を挟む感じで両手の親指以外の4本の指で「1」「2」と押して、5ミリぐらい下がって「1」「2」と押して…を繰り返し、ゆっくり下に降りていきます。

肩の方まで押せるだけ押していきます。ここは押すと気持ちイイところがあるのでツボっぽいことがわかるでしょう。

3 叩く…つまんではじく

両手を「揉む」と同じ形にして…地肌を掴む(つかむ)ようにして指先に力を入れてはじく感じにします。これをとにかく頭全体にします。

・頭をはじきながら、左右に3センチぐらいづつ移動します
(右手が顔側、左手が後頭部に来るように頭を前後に挟む形になったら、はじきながら戻る)
・左右の手が前と後ろに来たら、今度は逆に左右同時に動きます
(左手が顔側、右手が後頭部に来るように頭を前後に挟む形になったらはじきながら戻る)

以上が、3つの動きのルーティンとなります。
出来る時にできるだけ、できれば毎日行ってください。

「頭皮マッサージ」のポイント

・くるくるくる…と一回転で動く位置は5mmぐらい(感覚的に)。
ゆっくり進んでいく感じですね。

・とにかく各施術とも「指が頭皮全体を触る」イメージで行ってください

・頭の場所によって頭皮が動く所、動きにくい所、があります。(意外と前頭部、頭頂部は動きにくい)

動きにくいところが「禿げやすい」という人もいますが、個人差があるので一概には言えないでしょう。ただ、健康的な頭皮ほど柔らかいのは事実です。

・マッサージはあくまでも頭皮に刺激を与えて血行を良くすることが目的です。
「一度に長い時間をかけてあとはやらない」ではなく、3分の空いた時間を1日1~2回見つけるとか、朝と晩一回ずつやるとか、決めた方がいいと思います。

初心者は、脂が浮いて、匂いがする

頭を触ってみて暖かくなっていれば、血流が良くなった証拠です。

今までマッサージをしたことがない人は、頭皮がベタついてくるかもしれません。匂いフケ、など出てくる人もいるはずです。

これは、頭皮がびっくりした(刺激をうけた)証拠です。

頭皮がマッサージに慣れてくると、自分で皮脂を調節するようになるので、自然とべたつきや匂いは(それほど)しなくなります。

なので、頭皮が慣れるまで、朝や出掛ける前は、超簡単に済ませるか、軽いブラッシングをお勧めします。

最終的には、歯磨きと一緒に、頭皮マッサージを「一日2回(朝、晩)すすめたい」ところです。

まとめ

慣れるまでは、腕がかなり疲れると思います。少なくとも一番やって欲しいのは「揉む」ですね。「圧迫」や「叩く」は、時間がある時だけでも構いません。

読むだけではピンときませんよね。
あとで時間があったら「写真」をアップする予定です。

そして…
マッサージの時、養毛剤や育毛剤を使った方がいいんじゃないの?と聞く人がいます。
個人的には、その人にの頭皮が柔らかくなってきたかな?と感じた時に勧めています。

「効かないじゃないか!」と怒る人がいるとよく聞きますが、硬い頭皮に養毛剤を使っても、その効果が出る可能性が低いのではないか、と(私は)考えるからです。

養毛剤については、別のページで説明したいと思います。

個人的にはブラッシングをすすめたい!

頭皮の血流を促すという事だけであれば、私は「ブラッシング」をすすめます。

ブラシは指と違って、数回のブラッシングで頭全体に刺激を与えることができるマッサージ道具でもあります。時間短縮にもなるし、指も疲れません。

頭皮の血行をよくするためのブラッシング…こはる流

…マイブラシを持っている男子、私は「自己管理ができてる素敵な男子」って思っちゃいますけどね。

頭皮マッサージ用ブラシの選び方