Hなおやじにハゲが多い?説…深堀り!

「Hなおやじにハゲが多い」という噂を聞いたことはないでしょうか?これは、ハゲを自他共に認めている人にとっては、迷惑な話です。

ま、中には「そうだ。悪いか!」と認める人もいますけどね。

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男性ホルモンとハゲとHの話

こう言われる根拠として、考えられるのはそもそも男性ホルモンが、ハゲる原因と言われているから、かもしれません。

男性ホルモンと「ハゲ」

髪の毛の成長を邪魔する男性ホルモンがあります。
なので「男性ホルモンの分泌が多い人ほどハゲている」という考え方からきていると思われます。

よって…

★男性ホルモンが多いほどハゲてる

男性ホルモンと「H」

さらに、成長を邪魔する男性ホルモンのもとになっている男性ホルモンは、「○欲を司るホルモン」と言われています。(これがないと子孫を残せないのです。)これが少なくなると、その気がなくなる、と言われるくらい、重要なホルモンです。

なので、
★男性ホルモンが多いほどHな男

結論→ハゲてる=Hな男

という、イメージが出来てしまうのでしょう(たぶん)。

 

あ、女性の方々、そういう目で男性の頭を見るのはやめましょう。
セクハラになりますよ!

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ハゲたくない男の敵はなに?

ちょっと難しい話をします。

人間が生きていくために必要なのがホルモン。
人間の体の中で分泌されるものです。

ここで問題の元になっている男性ホルモンの名前は「テストステロン」
もともと男性的な特徴に関わっているホルモンです。

これは、これでなんの問題もないのですが…

このホルモンが頭部の皮膚内部にある皮脂腺や毛乳頭にある「還元酵素:5αリダクターゼ」と結びつき…(どうやって結びつくのかは、わからない、書いてない、見つからない…ホルモンがとにかくなんかの理由で結びつくらしい)、脱毛ホルモン「ジヒドロテストロン(DHT)」に変化します。

式はこう。
「テストステロン」+「5αリダクターゼ」=「ジヒドロテストロン(DHT)」
(男性ホルモン+還元酵素=脱毛ホルモン)

★還元酵素:5αリダクターゼの役割

5αリダクターゼは、テストステロン(骨格・筋肉形成、精子、○欲に関わるホルモン)などを補助する役割を持っています(※健全な体をつくるにはなくてはならない存在)。

「テストステロン」+「5αリダクターゼ」=健全な体をつくる

という働きもするのですが、一方で脱毛ホルモン「ジヒドロテストロン」も作ってしまいます。

男の敵 ジヒドロテストロン(DHT)がする悪さとは

脱毛ホルモン「ジヒドロテストロン」は髪を作る毛乳頭に影響を与え、本来の発毛サイクル(毛周期)を狂わせます(成長期が短くなるなど)。

具体的にどれくらい短くなるのかは個人差があるとは思うのですが、成長する前に抜けてしまうという現象が起きる=薄毛になる=ハゲに近づく=ハゲになる…ヤバ。

なので、例えばAGA(男性型脱毛症)治療などに使われる治療薬は、この5αリダクターゼの働きを抑える作用のあるものを処方してくれるところもあるようです(※詳しくは各クリニックで確かめて下さい)

まとめ

若干「Hなおやじ」から話が逸れた感がありますが、科学的根拠から「ハゲる原因」と「男性ホルモン」の関係が少しはわかってもらえたでしょうか。

ちなみにAGAで使われる治療薬については、クリニック独自の考え方もあるし、副作用なども絶対ないとは言えないようです。

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